京都「楽焼」の窯元である醍醐窯の作です。
楽焼は低火度焼成により独特の柔らかい風合いが出ます。
また粗く空気を多く含む楽土は、断熱性に優れ、熱が伝わりにくく保温性が高いため茶器もよく作られます。
めでたい寿の紋が入った絵皿は飾っても素敵ですが、是非お祝いお料理の盛り付けなどにもご利用ください。
吉田萩苑は萩焼の人間国宝である11代三輪休雪の唯一の弟子として鬼萩の技法を取得し、玉隆山窯を築窯した人物です。46歳という若さでこの世を去った秀才の遺作です。
高台まわりや縁には萩焼の特徴である土のあたたかみがあり、休雪白と呼ばれる白い釉薬は静かに降り積もった朝の雪のような景色を見せています。
抹茶を点てると、その緑が一層引き立つことでしょう。
口径12㎝・高さ9㎝・高台径5.5㎝
※多少の誤差がある場合があります